ケヴィン・メッツ

Kevin Kmetz ケヴィン メッツ

2008年に史上初の本格的なメタル三味線アルバムを大手レコード会社EMIジャパンからリリース。
このアルバムは「God of Shamisen」と名付けられ、マイケル・ジャクソンのバンドメンバーであるジェニファー・バッテン(ギター)など、多くの偉大なミュージシャンとのコラボレーション曲を収録している。
そのキャリアを通じて、三味線奏者としてアメリカ、日本、ヨーロッパのツアーを成功させ、各国の聴衆を魅了し続けている。
彼のスタイルは伝統的な津軽三味線にジャズ、ロック、ヒップホップ、クラシック、ファンク、ブルーグラス、ポップス、世界の民族音楽、ヘビーメタルなど、新しくユニークな要素を融合させ、実にエキサイティングで新鮮な三味線音楽の世界を創り出す。

長年カリフォルニア州に在住し、カイル・アボットやマイク・ペニーと密接に協力しながら、「カリフォルニア三味線」と呼ばれるスタイルを発展させた。
今やカリフォルニア州において、三味線は様々な国や音楽的背景を持つミュージシャンとのジャム・セッションで用いられるようになり、そのブルース調で自由度の高い性質が、日本以外の音楽文化との融合と進化を可能にしている。
ケヴィンはこの様な三味線の歴史的進化において、新たな礎を築いた主要人物の一人である。

2016年にはアカデミー賞ノミネート作品であるアニメーション映画「KUBO / クボ 二本の弦の秘密 」のアメリカ公開版のサウンドトラックのレコーディングに参加。
現在は青森県に住み、三沢市で日本人とアメリカ人の生徒達に三味線教室を開いている。